代替肉パティ使用!ロッテリアの「ソイBBQチーズバーガー」を食べてみた

今回はロッテリアで発売されている、代替肉パティを使ったハンバーガーである「ソイBBQチーズバーガー」を食べてみたので、そのレビューをお届けしたい。

ロッテリアの「ソイBBQチーズバーガー」

●目次

  1. 商品紹介(購入方法、価格、原材料など)
  2. 実際に食べてみた感想
  3. まとめ

   

   

1. 商品紹介

 ロッテリアはロッテグループの一事業であり、東京都新宿区に本店を置くファーストフードチェーンである。2021年9月現在、日本国内に324店舗を構え、韓国を中心としたアジアにも店舗を持つ。

ロッテリア

 今年2月、ロッテリアは「ソイBBQチーズバーガー」(税込400円)を発売した。昨年7月に発売した「ソイ野菜ハンバーガー」と「ソイ野菜チーズバーガー」に続き、大豆を原料とするソイパティを使用したハンバーガーシリーズ、第三段目となる。

ロッテリアのソイパティ使用メニュー

 ソイBBQチーズバーガーの税抜き価格は単品で364円(ふるポテとドリンクMがつくふるポテセットは734円)で、店内で単品を食べるとちょうど400円(ふるポテセットは807円)となる。昨年発売された2種類のソイパティのハンバーガーより少し安い価格となっている。

 ロッテリア公式の栄養成分・アレルギー物質一覧によると、原材料には動物性食材(卵、乳、肉)を含み、工場での製造過程や店舗での製造過程でも動物性成分の混入の可能性はあることが明記されており、ヴィーガン対応でないことには注意が必要だ。

   

■商品概要

商品名 :ソイBBQチーズバーガー
価格  :364円(税抜)
発売日 :2021年2月15日 (月)
対象店舗:一部店舗を除く全国のロッテリア
公式サイト:ロッテリア
※パティ以外の原材料には動物性食材(卵、乳、肉類)を使用

   

   

2. 実際に食べてみた感想 

ソイBBQチーズバーガーの包装
ロッテリア「ソイBBQチーズバーガー」
真横から見たソイBBQチーズバーガー

見た目、中身


 上から見たサイズは他のバーガーと同じくらいである。一方で、レタスやトマトが入っていない分、横から見たときの分厚さがやや寂しい。
 バンズには上からBBQソース、スライスオニオン、スライスチーズ、ソイパティ、ピクルス、ハニーマスタードが挟まれている。

ソイBBQチーズバーガーの断面

 スモーキーなBBQソースとチーズがよく合い、口当たりの良い味であった。ソイパティは前作(ソイ野菜ハンバーガー)と同様に健康志向のさっぱり系であったが、チーズとBBQソースでジューシー感と風味が演出され、大豆のにおいは気にならなかった。全体的に甘めの味のハンバーガーであり、小さい子供も喜ぶ味だと感じた。

  

食感

 食感はオニオンのシャキシャキ感とソイパティの弾力を楽しめた。ロッテリアのソイパティは粒感があり、健康志向の人は肉の代わりとしてある程度の満足感を得られるだろう。一方で、パティ自体は厚さが薄めで、肉好きの人には物足りないかもしれない。

  

感想

 ソイ野菜ハンバーガーと異なり、ジャンクよりの味付けで、幅広い層に受ける商品だと感じた。また、ソースや食材の組み合わせの工夫から、ソイパティでも物足りなさは感じなかった。カロリーは約300kcalに抑えられており、健康志向とジャンクの両側面を手軽に楽しめる商品だと感じた。

   

    

3. まとめ

 ソイBBQチーズバーガーは、ロッテリアのソイパティを使用したハンバーガシリーズでは第3弾目となった。第1弾の販売開始から1年経たずにソイパティの新商品が出たことや、レギュラーメニューとしてソイパティシリーズが3種類とも、同じ期間に販売されていることに、ファーストフードチェーンにおける代替肉商品の需要の増加が感じられる。今後もソイパティやその他プラントベースの新商品に期待したい。

  

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