デルタ航空の機内食に植物性肉を使用したメニューが新登場!
|デルタ航空は、ベジタリアンや植物由来の機内食の基準を高め、Impossible Foods(インポッシブル・フーズ)社やBlack Sheep Foods(ブラック・シープ・フーズ)社などの製品や地元産の野菜を使用したユニークな新メニューを提供する。この新しいメニューは、900マイル(約1450km)以上のフライトのDelta One(デルタ・ワン:最もプレミアムな席)およびファーストクラスの利用者を対象にしたホットミールの再導入に伴い、今月(2022年3月)から提供される。
「Impossible Burger(インポッシブルバーガー)のような植物由来の肉は、食べて美味しいだけでなく、生産に使用する土地や水が少なく、環境にも優しい。これらの新しいオプションは、健康志向の旅を促進するというデルタ航空の幅広いミッションの一部である」と、機内サービス部門のSVPであるKristen Manion Taylorは述べている。
デルタ航空は、空の旅の幸福感を高めるための取り組みを行っている。インポッシブル・フーズ社による植物由来の食品、Instacart(インスタカート)社による初のロイヤリティ・オファー、Peloton(ペロトン)社やSpotify(スポティファイ)社による機内エンターテイメントなど、旅をより良いものにするために、あらゆるステップでよりパーソナルで健康に配慮した時間を提供している。
インポッシブルバーガーからブラックシープフーズ社の植物性ラムミートボールまで、デルタ航空のフライトで提供される植物性と野菜たっぷりの5つの新メニューをご紹介する。
1) インポッシブルバーガー
グリーンチリのスパイスを効かせ、キャラメリゼオニオンチャツネ、マンチェゴチーズをブリオッシュロールに挟んだデルタ航空独自のインポッシブルバーガー。約1450km以上の一部のフライトで提供される。
引用元:Impossible Foods
2) ブラックシープフーズ社のラムミートボール
ブラックシープフーズ社の植物由来のジューシーなラムミートボールは、最高品質の伝統品種のラムからインスピレーションを得たものだ。ギリシャにちなんだメニューには、ほうれん草ご飯とフェタチーズが添えられている。Souvla(ソウヴラ)との提携により、サンフランシスコ発の約1450km以上のフライトで期間限定で提供される。
引用元:Black Sheep Foods
3) インポッシブルミートボールズ
インポッシブルミートボールズは、インポッシブルバーガーとインポッシブルソーセージをミックスし、香ばしく味付けされたインポッシブルフーズ社のミートボールである。ポモドーロソースで、オルゾリゾット、ペストクリーム、ほうれん草、ローストトマトと一緒に食べることができる。Union Square Eventsとの提携により、ニューヨークにあるJFK(ジョン・F・ケネディ国際空港)およびLGA(ラガーディア空港)発の約1450km以上の一部のフライトで提供される。
引用元:Impossible Foods
4) カリフラワーケーキ
角切りにしたカリフラワー、ラピーニ、パルメザンで作ったカリフラワーケーキを、クリーミーなリゾット、ローストトマト、トーストされたヘーゼルナッツと一緒に食べることができる。シアトル発の約1450km以上のフライトで提供される。
5)季節の温野菜プレート
新鮮なブロッコリー、ローストボタンマッシュルーム、グリルされたニンジン、赤玉ねぎ、ローストチェリートマトを、ハーブが香るイスラエル産クスクスとレモンハーブバターとともに、野菜たっぷりの一品に仕上げてある。約1450km以上の一部のフライトで提供される。
まとめ
空の旅の食事に数種類の植物性メニューが加わる。このことは、植物性の食事が流行りで一過性のものではなく、今後人々の生活に根付いてゆくものであるという証なのではないだろか。今回はファーストクラスなどのお値段の高い席での提供に限られているので、今後エコノミークラスやビジネスクラスなどの席でも美味しい植物性メニューが食べられるようになることを願う。
参考文献
https://news.delta.com/impossible-foods-featured-new-plant-based-menu-options-debut-onboard-delta
動物愛護や環境問題の観点から2020年の夏にヴィーガンになりました。食べることが大好きで、プラントベースの商品を見つけると嬉しくてつい買ってしまいます。読者の皆さんも私自身も気になるトピックを取り上げ、知ることができてよかったと思っていただける情報を発信していきたいです!