アメリカの代替肉ベンチャー「ビヨンド・ミート」の株価が急騰

ビヨンドミート

 6月8日のニューヨーク株式市場で、ビヨンド・ミート(NASDAQ)の株価が1日にして21.67%の上昇を見せた。

 コロナ禍で飲食店が休業する中でも、当社の1〜3月期業績は増収を維持していること。畜産業のサプライチェーンが混乱している中で、当社のビジネスが追い風となっていること。アメリカで急激なヴィーガニズムが起きていることなどが株価を後押しする要因となっている。
 また、今年4月から中国全土のスターバックスで、ビヨンド・ミートの製品が販売されたことも株価上昇に繋がっている。

 5月末に出た指標として、アメリカ人道協会とRethink Prioritiesが共同で一般消費者に対して食肉についてのアンケートを取ったところ、回答者の52%が「食肉を減らす取り組みをするべき」と答えた。
約半数は「健康のために食肉を減らす必要がある」と答え、その次に「動物の扱いについて考えるべき」という答えが多かった。

※ビヨンド・ミートは植物性のタンパク質で代替肉を作る食品メーカー。
 植物性原材料を使用したバーガー、ソーセージなどの商品を提供する企業。

参考:Bloomberg

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