下北沢のBURGERS TOKYOでNEXTハラミ使用の100%植物性バーガーを食べてみた

今回は下北沢にあるハンバーガーレストラン「BERGERS TOKYO」で新たに発売された「NEXTハラミバーガー」を実食レビューしていく。NEXTハラミバーガーはネクストミーツとBURGERS TOKYOがコラボして生まれた100%植物性のハンバーガーである。この記事ではコラボメニュー誕生の背景や気になるその味に加え、BURGERS TOKYOの取り組みについても詳しくお届けしていく。

   

●目次

  1. BURGERS TOKYOについて
  2. ネクストミーツ×BURGERS TOKYO
  3. 実食レビュー「NEXTハラミバーガー」
  4. まとめ

   

1. BURGERS TOKYOについて

 BURGERS TOKYOは東京都世田谷区にあるバーガーショップで、下北沢駅から徒歩5分ほどに位置する。公式サイトのBRAND BOOKによると、モダンでクールな街“トーキョー”を背景に、オリジナルな世界観の中で食事を体験できるレストランとのことだ。

BURGERS TOKYOの外観

 独特の模様やロゴと自然が融合した外装、コンクリートの壁や東京の街の写真が飾られた内装からはアーティスティックな世界観が感じられる。そして、そのデザインには隅々までこだわりが見受けられ、食べるだけでなくこの場にいる体験が一つの思い出として残るような空間設計がされている。また、廃材や中古をリユースされた内装や家具も一部使用されており、それによって温かみのある雰囲気が醸し出されると同時に、環境にも優しい設計となっている。

 もちろんメニューにもかなりのこだわりが反映されており、オリジナルのバンズやパティで食感と食べ応えを追求したバーガーを楽しめるレストランとのことだ。

店内の様子

さらに、このバーガーショップの魅力は素敵な雰囲気と美味しいバーガーによる体験だけではない。なんと、バーガー1個につき、ご飯1杯分に当たる30円がNPO団体を通して寄付されるというのだ。これはハンバーガーを通して人と支援をつなげる取り組みであり、「Burgers can change the world.」というミッションに基づくものであるという。このように飢餓をなくすためのドネーション(寄付)を最高の食体験の延長線上にデザインし、支援を持続可能なものにすることで豊かな未来を目指すというビジョンのある店なのだ。

    

2. ネクストミーツ×BURGERS TOKYO 

 そしてこの度、8月23日からネクストミーツとBURGERS TOKYOがコラボしたハンバーガー「NEXTハラミバーガー」が発売された。このコラボレーションは前述したBURGERS TOKYOのビジョンとネクストミーツの「地球を終わらせない」を理念に掲げて子供たちの明るい未来のため気候変動問題の解決に取り組む姿勢が一致したことで実現した。また、BURGERS TOKYOがこだわる食べ応え・食感の要素を、ネクストミーツが長年研究を経て開発した代替肉で再現できることも大きな決め手となった。

そんなNEXTハラミバーガーは、動物性原材料不使用のバンズに
・NEXTハラミ
・スライスオニオン
・ナスの煮浸し風
・きゅうりのピリ辛漬け
・トマト
・特製ソース(煮沸してアルコールを抜いた白ワイン、ピーナッツソース、オレンジジュースの組み合わせ)
・大豆、ひよこ豆、玄米、大麦を焼き上げたオリジナルパティ
が挟まれた、100%植物性のバーガーとなっている。和風テイストで仕上げられ、その歯応えと肉感が特徴とのことだ。

NEXTハラミバーガー

■商品概要

商品名  :NEXTハラミバーガー(ポテトまたはコールスロー付き)
価格   :1430円(税込)
発売日  :2021年8月23日 (月)
公式サイト:BURGERS TOKYO

※植物性100%、ただし調理器具は動物性のものと共用

      

3. 実食レビュー「NEXTハラミバーガー」

NEXTハラミバーガー+ポテト

 

見た目、中身

 インパクトある特大サイズのハンバーガー。溢れんばかりのNEXTハラミがまず目に入る。その下にも野菜がしっかり入っていることがうかがえる。また、おしぼりに書かれたメッセージやケチャップで描かれたスマイルといった細かい気遣いもうれしく、食べる前から気分が上がった。

 NEXTハラミの甘辛醤油風味が主役だ。甘辛い味は野菜とオリジナル植物性パティにもよく合っている。そこに特製ソースが程よい加減で主張し、全素材を調和しており、とてもおいしい。また、トマトの下にあるナスの煮浸し風や、きゅうりからわずかに感じるピリ辛味が全体を引き締めている。一番下に挟まれていたオリジナルパティは、食感から豆でできていることが分かるものの、逆にその豆らしさがバーガー全体と調和していた。全体的にしっかり味のついたバーガーで、付け合わせの細切りポテトとも非常に相性が良い。

食感

 バンズのふっくら感と、たっぷり入ったNEXTハラミのジュワっと柔らかな食感が存分に感じられる。野菜はオニオンの食感が良く、茄子のジューシー感もたまらない。オリジナルパティは豆がそのまま残った部分があり、そのホクホクした食感が食べ応えをアップさせている。また、パティの上にナスの煮浸しが挟まれていることで、あたかもパティから肉汁が出ているかのような感覚があった。

感想

 ネクストミーツの代替肉とBUGERS TOKYOのオリジナルパティそれぞれの食感と和風な甘辛い味が強く印象に残るバーガーであった。日本人なら誰もが好きな甘辛味にやみつきになり、大きさの割にはペロッと食べられてしまった。一方、食べ終わってしばらく経つとしっかり満腹を感じ、食べ応え・食感ともに大満足の一品であった。肉好きにもぜひとも食べてもらいたいバーガーであった。

    

4. まとめ

 今回、ネクストミーツとBURGERS TOKYOがコラボしたメニューを食べ、その肉感と食べ応えに感心した。そのため、コロナに注意を払いつつ、ここでしか食べられないこの味を目当てにぜひ多くの人にBURGERS TOKYOに足を運んでもらいたいと感じた。

 また、店内の雰囲気・世界観も作り込まれており、訪れた際はゆっくりお店の全てを楽しみながら過ごすのがおすすめだ。そして、その体験の先には豊かな世界を実現するためのドネーションがあり、それを知っているとさらに充実感が増すだろう。

 そんな素敵な理念を持った「BURGERS TOKYO」の今後に期待するとともに、そのようなビジョンを持ったお店・企業とのさらなる取り組みを通じてより良い未来を作っていきたいと感じた。

   

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